「デッ、デッ、で・・・でぇ、」

「日本語、喋れてないよ??」

ツッコミは、的確。

肩が揺れてるから、完全に笑ってるんだろう。

「しない??やる事、ある??」

「とっ、特別にはないけど・・・」

「んじゃ、やろう。デ−ト場所は、、、あの木の下でいいかな。」

にこっと笑う、アリアケマサキ。

「あっ、な、突然・・・」

「いいじゃん。行こう。あ、上着、着てきなよ??」

そして、私に自分の上着をかける。

「え、これ・・・」

「俺は、いいの。着てなさい。」