私は、ため息をつく。

所詮は、あの女グループの話題になる男。

ハデか、カッコイイか。

そんなに価値のない男子なら

私が気にかける事なんてない。

いや、価値があっても

私なんかが、逢える事なんてないか。。。

憂鬱ながら、
腰を上げると私は、教室から出て、

いつもの「葵寮」
「アオイリョウ」

に向かった。