あんな母さんの間違いがなければ
私と愁夜は出会わなかったのかも知れない。
愁夜のお姉さんと会わなければ
恋って気持ちもヤキモチも知らなかったのかも知れない。
喧嘩がなかったら愁夜に付き合えとか
言われてなかったのかもしれない。
水恋組との喧嘩がなければ、
愁夜の気持ちを一生知らなく憂鬱なまま、
片思いと思い込んだまま
過ごしていたかもしれない。
叶とも会えていなかったのかもしれない。
全ての出会いと、思いはあの1つの最悪な出会いからだったんだ…―――
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…