「くそっ!明日まで待てねーんだよ!早く、早くしないと…。」

「僕も早めに潰した方がいいと思います。やっかいな相手なんでね…。」

時間は止まらない。

過ぎてゆくばかり…。

「うーむ…。よし、負けたな。あんた等のあつさには。今から準備をしなさい。水恋組に乗り込むぞ。」

「ありがと!叔父さん!!」

この人は俺の叔父。

めちゃくちゃ優しいけどすごく強い。

「では、準備をしましょう。」

そう叶が言ったときだった。

 ―――ピピピピピ

一件のメールがきた。

それは…水恋組からのメールだった。