【慎也side】
来週の月曜日、2人3脚リレーがある。
その2人3脚とは……。
男女でペアになって走る!
それでこれから、そのペアを決める。
俺は咲月とペアになりたい。
たぶん、咲月を誘っても、怪しまれないと思う。なぜなら、俺が女子の中で1番仲がいいのは咲月だからだ。
「じゃあ、ペアつくってください」
俺は席を立って、目の前にいる咲月を誘ってみた。
「石橋、やろ」
「うん」
今、「うん」って言ったよな?
マジかよ……。
俺でも、やじゃないってことだよな?
本当に、俺でいいんだよな?
自分でも信じられないほど嬉しい。
リレーの順番を決めた。
俺たちは最後に走ることになってしまった。
今日の放課後、練習がある。
俺と咲月は、足をくっつけて、肩を組んで走るってことだよな?
そう考えるだけで、心臓が破裂しそうだ。
そんなに咲月に近づくと、俺は集中できなくなってしまうだろう。
ちゃんと走れるか、心配だな。
俺、大丈夫かな?
咲月にだけは、迷惑かないようにしねぇとな。
来週の月曜日、2人3脚リレーがある。
その2人3脚とは……。
男女でペアになって走る!
それでこれから、そのペアを決める。
俺は咲月とペアになりたい。
たぶん、咲月を誘っても、怪しまれないと思う。なぜなら、俺が女子の中で1番仲がいいのは咲月だからだ。
「じゃあ、ペアつくってください」
俺は席を立って、目の前にいる咲月を誘ってみた。
「石橋、やろ」
「うん」
今、「うん」って言ったよな?
マジかよ……。
俺でも、やじゃないってことだよな?
本当に、俺でいいんだよな?
自分でも信じられないほど嬉しい。
リレーの順番を決めた。
俺たちは最後に走ることになってしまった。
今日の放課後、練習がある。
俺と咲月は、足をくっつけて、肩を組んで走るってことだよな?
そう考えるだけで、心臓が破裂しそうだ。
そんなに咲月に近づくと、俺は集中できなくなってしまうだろう。
ちゃんと走れるか、心配だな。
俺、大丈夫かな?
咲月にだけは、迷惑かないようにしねぇとな。