智也からの着信だ!
「智也だよー明日俺ん家来い!強制(笑)」
んだこれ〜思わず笑ってしまった。
次の日、メイクバッチリ!服はお姉系!
よし!!行くか!!
すると、外からプップーと音がした。
「ん?何?」
外を見ると、車の窓から手を振っている智也がいた。「気分で迎え来たぁ〜」
「ありかとー、今行く!」智也の車に乗った。
「ねぇー、何で今日私呼んだの?」
「まだ、秘密」
何でか嫌な予感がした。
「到着〜〜」
智也のマンションに着いた。ガチャ
ドアが開いた瞬間、私は、自分の目を疑った。
椅子に座っていたのは・・・勝人だった。
「何で勝人がここにいるの?」
「俺がよんだ」
智也?
「お前と初めて会った時、正直、一目惚れで、でも、夏那は男の名前呼んでるしちゃんとケリつけないとって」
勝るが口開いた
「あん時、お前を振ったのは、嫌いとかじゃなくて、智也がお前を好きだって知ったから」
え?だって智也と会ったのは最近で・・・
「俺と勝人は、バイトがいっしょで、それがきっかけで仲良くなって夏那の存在を知った」
私、なんて事したの!?
自分が1番苦しいのかと思ってた・・・・
「今日、夏那を呼んだのは俺と勝人どっちかを選んで欲しい」
えっ!?
でも、私の答えは決まっていた・・・・・・・・


私の答え・・・
「私、どっちとも付き合わない!!だって、二人とも私の1番だから!!」
その後、三人は、自分の道を歩き始めた。

愛の最後・・・振られて私はどん底に落ちた、私が落ちた場所は真っ暗で何も見なかった。
でも、いろんな人に支えられ、少しずつ光がさしていった。
人は、時には愛に泣かされ・傷つき暗闇に突き落とされる。
しかし、時には、愛に支えられ・助けられる。
愛は、とめどなく続いている、私が見たと思った愛の最後は、永遠と続く愛の、通過点としか、すぎなかった。