その後、家には帰らず、友達と遊びまくった。
「夏那〜私帰らないと・」友達の言葉を無視して私は笑顔で
「あっ!カラオケ発見!行こう〜」
友達の手をグイっと引っ張った。
「痛い!!離せよ!」
私の手をはらった。
「今日の・・今!!の夏那は夏那じゃない!!」
涙を流しながら行ってしまった。
しょうがなく私は、一人で飲み屋に行った。
ビールをジョッキ三杯
カクテルを二杯
梅酒を二杯
さすがに飲みすぎた。
しかも、私未成年だし、誰か気付けよ!!
そう思っていると若い店員が近寄って来た。
「お客様、閉店時間になりました。」
そう言われたので立とうとすると、『あれ?ぐらぐらする、ダメだ』
バタン
「お客様!?どういたしましたか!?」
・・・・・・・・ん?私あのあとどうした!?
「あっ起きた」
声のしたほうを見ると・・あっ昨日の若い店員!
はっと思って自分の体を見た。
『えぇ〜服違う』
若い店員の方をキッと見た。
「んだょ〜してねぇ〜よ」「じゃー何で変わってんの!?この、エロ店員!」
「はぁー!?男はエロいんだよ!つか俺の名前は伊東智也(いとうともや)覚えとけ(笑)」
私はプイっとした。
「可愛くねーの!そういえば、お前昨日泣いとぜ?確か・・まさとって言いながら」
泣きそうになったけど、我慢して
「そんな事言ってないもん!私の名前は、夏那!」
「はいはい〜夏那アド教えて〜」
「何でよ?」
「なんかあったらここ来なよ」
ブスっとしながら智也のマンションを出た。
なぜか、智也と居ると落ち着く。
その日は、めずらしく家に帰る事にした。