※ 「お客さま、延長のご連絡を頂かないと困ります。」 従業員は、お願いする。 「お客さま?」 部屋から返事は、ない。 「お客さま、失礼致します。」 従業員は、中に合い鍵で開け中に入る。 「うわあぁぁぁ!!」 従業員は、ベッドの上を見て腰を抜かし後ずさる。 「あっ、ああ!!」 従業員は、廊下をトカゲのように走ってフロントに戻る。 「湯那。お前…客に“何も”してないよな?」 社長が低い声で尋ねてくる。