もう…あの頃には、帰れない。 妻がこんなにも傷ついているとは…知らなかった。 ※ ※ 殺人事件から早2日。毎日うなされる夫を尻目に妻は、晩酌をする。そして…気まぐれに家を夜中に出て行く。 夫は、自分のした事を後悔し警察がやって来ない事を祈る。 「こんばんは。」 「湯那ちゃん。さあ、行こう。」 男は、ヘルス嬢を連れてホテルに入って行く。 永眞は、遠くに車を止めいつも着ないブランド物の服に身を包み、金髪の長いカツラとサングラスと大きく可愛い帽子を被り変装し2人を追う。