初めての嘘。“ただの客”だけでは、嫌だった。 「そうなんだ。名前、聞いてもいい?」 「良一(りょういち)。」 またまた嘘が口をつく。 「時間もったいないから始めましょうか。」 湯那は、ワンピースを脱いで下着姿になった。 好成は、美しい身体のラインに見とれる。 「服を脱いで、良一さん。」 「あぁ。」 好成は、言われるままに服を脱いだ。 「じゃあ…始めます。」 湯那は、ベッドに乗り良一のモノを下着から取り出し口に含む。 柔らかい舌が好成を快楽へと連れて行く。