真哉の友達が真哉の場へと来た。
「良かったなあ~真哉! 嬉しそうにしちゃってぇ~可愛いねえ♪」
「…うるせえ~!!」
顔を真っ赤にして、真哉が答えた。
「やっぱ。てめぇらって付き合ってんの?」
驚いて、真哉は否定した。
「え? んなわけねぇじゃん!」
「…だよな。良かったあ~。佐奈ちゃんって三年の先輩と付き合ってるらしいし」
「え!? おい!それ、どういうことだよ!! くわしく話せ!」
真哉は友人を大きく揺さぶった。
友人は意味が分からないというように頭に?を浮かべた。
「え? え? なんでキレてんの?」
「いいから!」
真哉は必死だった。

