「……………確か昨日は友達とカラオケに行って…」

数分前までは自己紹介でお互いを紹介し合っていた仲間は、いつしか南沢と永澤だけになっていた…











一方で、神奈川県で神崎敏郎の変死体が発見される…


被害者の首元にはあの『×』の傷跡が…


それは原田警部と探偵の桜田が3ヶ月間追ってきた犯人の仕業であることを示す証拠だった…


管轄が本庁に変わってしまうことになるかもしれない…

原田はそうなる前に自分の手で何としても"X"を捕まえたかった。


しかしその執念に対する焦りが不幸を生み、何とか糸口を見つけるものの"X"の自宅だと思われる場所にてまんまとトラップにハマってしまう…


身動きが取れなくなった原田は桜田に事件を託した。








2人だけになった部屋にふと永澤があることに気づく…



「……………この写真に写っている人………







私……知ってる…!」