Cold Phantom [後編]

その一言にみーちゃんは更に苦い表情をして話始めた。

「ちょっと、特殊な所だからだよ。」

そう言うみーちゃんに私は頭の中で幾つものクエスチョンマークを並び立てた。

「家賃が高いとか?」

「そんなとこ、私が祥子に紹介すると思う?」

「曰くつき?」

「それもないと思う。」

「それじゃ一体何が特殊なの?」

私はみーちゃんの要領を得ない言葉に私から質問を投げ掛けた。

みーちゃんは私のその質問にまた恐る恐る口を開いた。

「その部屋…実はね。」