恋する魔女

「話が一段落したんなら、行こう?ジュリア。」



今まで黙っていたコニーが口を開いた。



「あ、そうね。それじゃぁ」


「そんな!まってくれハニー!!」



「失礼します」と言おうと思ったら彼は勢い良く立ち上がった。



「あ〜も〜しつこい!!あたしはアンタのハニーでもなければ、ナンパされるような女でもないの!!」


「そんな!誤解しないでくれ、僕はナンパしたんじゃなくて、交際を申し込んでるんだ!」





・・・・・・・・・・・・え"?





ジュリアは目が点になった。




どういうこと?


あたしはてっきり、軽くお茶にでも誘われたと思っていたけど、違うの?


交際って・・・・初対面なのに??




ジュリアが頭の中で混乱している間も、二人の会話は止まらない。




「あたしは、アンタが今まで相手してきたような女じゃないよ?!しかも初対面で交際を申し込む??!」


「今までの女性と君はおお違いさ。だけど、僕もやっと分かった。今までの女性と長続きしなかった訳が。」


「はっ?」


「僕は君ではない女性と付き合ってきたから続かなかったんだ。」