笑う夜の闇【短篇集2】

『モニター』

―あ、見えてるね

―あ、これだね

―あ、出そうだね、オシリから






―あ…ひっかかりました






別れに涙し、乗り込んだ電車
最後の言葉を残し、無情に閉まる扉

手を振り、涙を拭い…

……中々出発しない電車の扉を挟んだ沈黙と長い時間を、死後に味わった

家族も……





―何か気不味い…

(何か気不味い…)




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