カズがこたぁのことを話しはじめて1時間以上がたったけど、話も終わらなければ、スナック菓子を食べてる手も止まらない。 よく喋るし、よく食べるな。 私はカズの話なんて殆ど聞かず、カズのことを呆れながら眺めていた。 すると突然カズの表情が変わった。 「伸也さーん」 「おう。カズ、いい子にしてたか?」 「してましたよぉ。新しい仲間も出来たし」 「そいつ借りてもいいか?」 「いいけど、カズ一人になるぅ」 「こたぁが10分くらいで帰ってくるから」 「なら、いいですよぉ」 突然始まった2人の会話。