そうだけど…私の肩の辺りが濡れている。




伸也さん。




きっと…この時、私が独り立ちできるような気がして嬉しくて、寂しかったんだよね。




そんなこと何も知らない私は伸也さんの涙を見れた事を嬉しく思ったりしてたんだ。




伸也さん、私は強くなれたよね?