こんな光景を見るのはすごーく久しぶり。 それだけで、顔が綻ぶ。 進路の話をしたら伸也さんは何て言うだろう? 亜美の好きにすればいいって言うかな? いつものように優しく見つめて、微笑んでくれるかな? 「起きてたか?」 キッチンから片手にビールを持って伸也さんが現われた。 「起きてるよ」 伸也さんは私の頭にポンポンと手をのせて、隣に腰掛けた。