アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女


「お帰りなさい」




「起きてたのか」





どうしても進路の事を伸也さんに話したくて、何時に帰ってくるかわからない伸也さんを寝ないで待っていた。




前は必ず溜まり場に迎えに来てくれた伸也さんだけど、退院してからは色々とやることがあって忙しいらしい。




だから、私は眠たくなったら一人で部屋に戻って一人で眠りにつく。





詳しいことは何一つ聞いていないけど、そんなことを気にしなくていいくらい伸也さんの事を信じていた。