ネオンの中を歩いていると、夢の世界にいるように感じる。 色とりどりのライトが私を照らす。 お洒落なんて言葉からは、程遠い洋服が、ドレスを着たかのようにキラキラと光る。 「お前、手触られるの平気か?」 「へっ?」 「ここら辺は危ないから、手引っ張りたいけど、イヤならやめとく」 「これでどうですか?」