「私にはまだわからないな」 「そうね。でも、亜美ちゃんならきっとそのうちわかるわよ」 「そうかな?」 「ええ。私のたった一人の親友だもの」 たまさんは、こんな私に優しくしてくれる。 殆どの大人達は私たちの外見や話し方で不良というレッテルを貼り、まともに取り合ってはくれない。 でも、たまさんは違う。 私達の外見ではなく内面を見ようとしてくれる。 そして、その変化に気づいてくれる。 私はたまさんみたいな大人に出会ったのは初めてだった。