男達が追いかけてくる。
その中には恭の姿も。
もうやめて。
「亜美」
体を思い切り揺すられて目を開けると、そこは溜まり場だった。
「カズ?私……」
「私も気を失っちゃって、目を開けたらココだった」
「伸也さんは?こたぁは?」
「わからない」
カズの表情が見る見るうちに暗くなる。
「カズ、ごめん。私のせいで」
「亜美のせいじゃないよ。それに、こたぁは強いから大丈夫。伸也さんだって助けに向かっただろうし」
いくらこたぁが強くたって、4人相手じゃ……
カズだってそんなことはわかってる。
でも、こたぁは無事だと自分に言い聞かせてるんだ。
そんなカズの姿を見てると、胸が苦しくなる。
伸也さん、こたぁを助けて。
どうか間に合って。


