アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女



「少しずつでいいから、全部食べれるようになれ」



「毎日一緒に食べてくれるの?」



「今日みたく仕事があれば遅くなるけどな」



「頑張ってみる」



「そんな顔も出来るんだな」




そう言った伸也さんは、見たことのない優しい顔で微笑んでくれた。




伸也さんのその顔が見れるなら、私は早くこのスープを食べきりたい。




伸也さんのために食べると心の中で誓った。