牛乳とビールを持って部屋に戻った伸也さんはビールを口に含んだ後、タバコに火をつけながら 「寝るのと食べるのなら、寝るのだな」 とひとり言を言っていた。 私は伸也さんの女の一人になったことによって、これから沢山傷つくかもしれない。 でも、私の体は汚れてしまったから、もう普通の恋愛なんて出来ない。 だから、これでよかったのかもしれない。 恋愛気分を、少しでも味わえるかもしれないし。 好きな人を独占できない寂しさはあると思うけど。