チャット恋愛


5限目をさぼり、恋バナ(笑)をした。

彼は真剣に聞いてくれた。

怪しむことなく、まじめに。


「そうだったのか。結衣はもういいの?」


すべてを話し終えたとき
そう聞かれた。

…そんなわけないだろ。

それでも諦めなければいけない。


彼女は今どこで何をしているか、

分からないのだから。


 森岡が寝転がった。


彼が目を伏せているのを確認して、

携帯の画面をひらき、


送信メールを見つめる。


送信BOXには苺宛のメールがズラ~っと並んでいた。

でも、時々 結衣宛のメールも…。