チャット恋愛

午後の授業。

もくもくとノートをとり、

放課後は誰とも話すことなく

バイト先へと直行する。


塩田は同じクラスだ。

しかも残念なことに席が近い。

しょっちゅうこちらを盗み見してくることがあるが…

そのたびに気づかないふりをしてきた。



「なあ、メールきてるぞ!はは」

教室から出ようとしたときだった。

ポケットでバイブが振動していたのを

塩田が気づいて呼びかけた。