無償に悲しくなって、虚しかった。 チャットを退室したあと 今までの苺へのメールを全て消した。 恋心とか、ばかみたいだよな。 苺は最初からおれのことなんて 何とも思っちゃいないんだよ。 幸せにしてやれよ、達彦。 むしゃくしゃしたまま、時は過ぎ いつのまにか進級した― 4月、高校3年。 高校生活最後の年だ。