だが彼はその思いに答えられないのであろう。 理由は知らないが… たんに他に好きな子がいるのかもしれないし。 といううか、俺に恋愛感情とかわからない。 2人のことはあいつらに任せよう…。 今日、しなければいけないことが 自分にもあるのだから。 休み時間、ざわめつく教室のなかで 1人席にポツンと座っている自分。 勉強をするふりをして携帯をひらく。 宛先は苺。 『お返し何がほしい?』 ―そう、バレンタインデーのお返しをしなければならなかった。