「「お疲れ様でしたー」」

女子2人の声がきこえた。


声の主のほうへ軽く会釈をし、
エプロンを脱ぎながら歩き出す。



そばを通るとき、同じ人間の声がきこえた。

「ホントに愛想ないよね。」

「…シーッ!聞こえちゃうって。」



(知るか、そんなもの…)


ロッカールームへと入り、
携帯を開く。

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