「だから、良かったら付き合ってくんない? さっき居たお友達も一緒に♪」 友達って南ちゃんのこと、かな。 「ほら、今まで部活部活であんま遊んでなかったから、急に誘える女友達とかもいなくてさ」 「あ……、うん」 「突然じゃ、やっぱダメかな?」 「……いや、ダメってわけじゃないけど……」 天使君の顔が一瞬にして、パァ~っと明るくなる。 「まじ? ありがとー!」 その言葉に、ハッと気付いた。 え? あれ? なんか話が勝手に進んでる? これって、OKしちゃったことになってるのかな!?