「え!? 凄い急展開じゃない!」



今まであった事を、南ちゃんに話すと驚きながらも



「乃亜よかったねー!」



そう喜んでくれて。



「うん、ありがとー!」



あたしまで嬉しくなってしまう。



郁君を好きだと気付いて、すぐに告白して振られちゃったオバカなあたし。



高峰さんのことも。

郁君の彼女さんのことも。

何も考えずに、先に行動し過ぎて。



だけど、そんな色んな問題が全部なくなって。


これで、やぁっとスタート地点に立てた気がする。