【完】TEARS−ティアーズ−



「乃亜ー、まじ危なかったよー」



駆けつけてくれた南ちゃんに、エヘッと笑うと



「笑ってる場合じゃないから!
郁がいなかったら病院行きだったよ!」

「う、うん」

「郁、本当いいところに居たわー」

「ああ。じゃあな」



郁君が行ってしまったのを背中で感じる。


それに、あたしはホッとしてしまった。