「ああ、ありがと」 ジュースを受け取ると、篠原がニコッて笑うから。 思わずドキッとしてしまった。 だって、なんだよ。 さっきはあからさまに目逸らしたくせに。 今は笑顔とか……意味わかんね。 「結構待ったんじゃね?」 いや、そもそもは篠原が逃げたのが原因で。 だから俺の部活終わるまで待たなきゃいけないことになって。 だから俺は悪くないはずなんだけど…… さすがに女をこんな時間まで待たせるのは悪いっていうか、なんていうか……。