こんなにも勝が近くにいたことはここ最近ないから戸惑って何も言えない。 それ以上に見つめられたら…恥ずかしい。 無表情に近く勝の感情は読み取れない。 握られた手がぐっと強くて、離せない。 逃がさない…と強烈な視線が――…心の奥まで侵入してくる。 均整のとれた顔で見つめられると、まるで芸能人と対面している心地になる。 何分かこの状態が続く。徐々に火照ってくる体に泣きそうになった。 視線の手錠が、私を繋いでる気がした。