「…勝、」 整った瞳と口が閉じられて、すぅーすぅーと寝息が部屋に響く。 曲線を描くまつげが揺れて、揺れる髪は無造作にベットに広がる。 あられもない勝の寝顔を、いまここで携帯の写真で撮ったら、大変なことになる。 というか、見せたくない。なんというか、拍子抜けした。 ――こんなにも、安心したように寝てるなんて。 私の知らない勝がいるから、自分でもちょっとびっくりしてる。 誰よりも勝のこと知っている気になってた。やっぱり、成長したんだね。 「…勝、勝――」 ねえ、あの頃に戻りたいよ。