Desire kiss




「ん、でなんかあった?」

「べ、別に」


「言わないと明日のお弁当にオムライス入れてあげないよ」


毎週金曜は、平日お疲れ様!ってことでいつも豪華なお弁当にしている。

仁は卵系の料理が大好き。


仁の目の色が光のスピードで変化した。きらっと輝いて、すぐに答えてくれた。


わあ、単純だなー。


「緑兄ちゃんだよ」

「緑?」

はて、あの馬鹿が一体何を言ったんだろう。めっちゃ気になる。


「迷惑かけんなよーってさ。あいつもなんだかかんだで忙しいみたいだし、手伝いを忘れんなって」

「へぇー、いい事言うじゃない」


思わず感心してしまった。