――それは忘れたい過去。 視界が赤に染まった光景 大好きだったお母さん。 実際、私の世界の中心はお母さんだった。 純粋でまだまだ幼かった私達4人。常に一緒だった。 誰かが仲間外れなんてことは絶対あり得なかったし、皆平等だった。1人でも欠けなかった。 私、勝、零、緑。 永遠に一緒だと、思ってた。 4人並んで手を繋いで歩いて。 『ずぅっといっしょだねー』 『――勝くん、危ないっ!!』 あの事件が、あるまでは。 Desire kiss -欲情キス-