「中谷美華さん、どうかしましたか?」 先生の鋭い視線があたしに突き刺さる。 だって、だって! 「い、いえっ。何でもありません。…すみませんでした…」 なぜか消しゴムが飛んできてほっぺたに当たったんだもん! 誰だ、あたしに消しゴム投げたヤツは!!