「もう、どういうつもり??」


段々イライラしてきた。


なんなの、もうっ!!


「ねぇ、あんた耳あるんだったらさ「あいつ、だれ??」


あたしが言い終わる前に、中川拓海は呟いた。



「は??あいつ?」


だれの事よ?


「さっき、裏庭でお前と喋ってたヤツ、だれ??」