少し… 羨ましかった。 うちは真人からそんなに愛されてないって自分でも薄々気付いてたから。 「…都筑志帆」 「え?」 「うちの…名前」 「志帆…か」 「アンタは?」 「雫」 「名字は?」 「んー… ない」 「変なのーっ!!」 うちが爆笑していると雫はふっ、と手を伸ばし、うちの頬に触れた。 「ひゃっ…」 ドキッと胸が高鳴る。 雫はうちの目をじっと見つめ、呟くように言った。