「志帆…………?」 「助けて」って言ってたのに自殺な訳がない。 何で早く気付かなかったの? 「志帆…………うっ!!」 突然、あたしの頭を鈍い衝撃が襲った。 「うっ………あぁ……」 ぼやけた視界。 だんだん意識がもうろうとしてくる。 立っているのも辛くなって、あたしは床に倒れ込んだ。 視界に入るのは真っ白な天井と………… あたしを見つめる瞳。