朝、あなたを見て頑張って走って追いつく。 でも、あなたの隣はあの子が居て。 二人で楽しそうに笑ってて、ズキンと胸が痛んだ。 二人の世界で、入れない。 あたしは、一人で後ろを歩く。 「あっお前居たんだ」 そう言われて、あたしが居る事に気づいてもらえる。 それが、とても嬉しくて。 胸が、暖まって。 自然に頬が緩む。