なんで?
なんでいるの?
わざわざ、私に会いにきたの?
しかも、なんか私達の学校の制服きてない?


(もしかしたら……)
(どうかした?)
(この学校にはいる気なのかも!)


アレンが驚いた顔をする。


先生にばれちゃうよ?!


あいにく、まだばれてないようだ。


(なんで、そうなったの?)


アレンは落ち着きを取り戻したようで、私にきいた。


(この学校の制服きてたから)
(それって、くるの確定なんじゃない?)


そんな?!
私、もうおわっちゃったじゃない!!


その時扉が開いた。


「すみません、遅れました」


レイスだった。


「えぇぇ??!!」


私はついつい叫んでしまった。


みんなの視線がこちらに向く。
そんなの気にしない。


なぜ?
どうして?
同じ学校?
同じクラス?


もぉ、いや!!!!


私は心の中で叫んでいた。