繭はゆっくりと、優しく、 僕の頭をなで続ける。 少し顔をあげると 弟をあやすお姉さんのような目で僕を見る繭。 「先輩に告られて、嬉しいんだけど 素直に喜べないって言うか なんて言うか… ねぇ、星夜? 私どうすればいいのかな?」 ……………あぁ、 本当に、本当の本当に 僕は君の眼中に入ってないんだね。 「……繭、すっごい楽しそうに いつも先輩の話してたじゃん。 …それって、きっと、 好きってことなんじゃないの?」