「今日は何であそこにいたの?」
先生は補導当番で、街にいたんだって。
私を見つけて走って駆けつけたんだって。
今、何時だろう。
暗くなった公園は人気がなくてなんだか急に怖くなった。
「まだ怖いか?」
「?先生、もしかして私がさっきの怖がったから暗くなるまで一緒にいてくれたの?」
「お前、1人で街に出たの初めてだろ?」
「先生、よく知ってるね!」
「いつも華と修が一緒だろ?お前の事ちゃんと見てるんだから!」
ドキッとした。
そんな風に今、言われたら…―
私は先生の手をギュッと力を込めた。
「ん?」
「先生、ありがと。」
恥ずかしくて顔を見れないけど、ギュウっと手に力を込めた。
「帰るか。送るよ。」
先生は私の頭を優しくなでた。

