ボクらのツバサ



俺が染々考えてる横で、高谷に色んな話を聞かされている浅月。


「うちの文化祭ね11月の頭にやるんだけど、結構面白いよ!色んな出店も出るし、演劇やライブとかもやるしね〜」


って次々と説明しまくる高谷。


「んでね〜!去年なんか笹野、演劇部の助っ人やらされて、女装したんだよ〜」



「…ぶほっ!」



急に高谷のヤツが変なことを言うもんだから、飲んでいたお茶を吹き出してしまった。



「げほげほっ……」



「笹野、きったねぇー」



西崎の言葉なんか無視して俺は口元を拭い、呼吸を整えた。