ボクらのツバサ



それから俺達は、体育祭や修学旅行、文化祭など、学期ごとの行事が終わって、後は進路に向けて、3年生は動き出す―



そんなある日…



部活も引退して学校から帰る途中…



いつもなら、陵と帰っているのだが、この日は、陵が委員会があり1人で帰っていた。


すると、俺の数メートル先で、聞き覚えのある声がした。


(…後ろ姿と声でわかる)



俺が思っていた通り、歩いていたのは、浅月と他にクラスメートの女子が2人いた。


俺は、追い越す事もせず、ただその距離を保って歩いていた…


「夏希は、久瀬に告白しないの〜?」