ボクらのツバサ



そんな彼女の笑顔に思わずドキッとする。



(…ヤベぇー、可愛い…)



頬が赤くなったのを、見られたくなかった俺は、浅月から視線を反らした。


「ほら、早く食べるもん、決めるよ」


「うん!そーだね」


俺と浅月が、いい感じで話していると…


その雰囲気を壊すかのように、レジの方から声が聞こえた。




「おーい夏希!笹野ー!早く決めなよー」


声のする方を向けば、やはり声の主は高谷だった。


そんな高谷の隣では、陵が呆れたように「お前、声デカイ…」と高谷の頭を軽く叩いていた。




それから俺達は、コンビニで買い物を済ませ浜辺へ戻っていった。