ボクらのツバサ



しばらく色んな話をしていた俺達は「そろそろ行くか」と、バスケ部の部室を出て、後夜祭が行われている校庭へと向かって歩き出した。





「ねぇ…」



暗くなった道を歩いていると浅月が話しかけてきた。



「ん?」



俺が短く返事をして、浅月の方に視線を向けると、彼女は少し淋しそうな顔をしていた。



「フォークダンス、もう終わっちゃったみたいだね…」



「……そーだな…」




校庭にたどり着けば、フォークダンスは、すでに終わっていて今は、キャンプファイアの周りを生徒達が囲み騒ぎ楽しんでいた。