ボクらのツバサ



それから俺達は、部室にあった椅子に座る事にした。


「ねぇ、拓真…」


「なに?」


俺が不思議そうに彼女の顔を見る。


すると彼女は少し頬を赤らめてこっちを見る。



「あのさ、……昼間のって、もしかして久瀬にヤキモチ焼いてたの?」



浅月の唐突な質問に、俺は顔を真っ赤にし、彼女から顔を反らす。



そんな俺を、彼女はからかうようにイタズラっぽく笑らって見せると「ねぇー、ヤキモチ?」と何回も聞いてきた。



何回も聞いてくる浅月に、俺はヤケになって「そーだよ!」と答える。


すると彼女は満足したのか「そっかぁー、ヤキモチ焼いてくれたんだぁ〜」と笑っていた。